早稲田大学から「朝食を和食にすると、睡眠や栄養状態が良くなる!」という研究が発表されました。
(Nutrients 2022, 14(17), 3496)
この研究では、20~60歳2,671人の大規模調査で、朝食内容と睡眠、朝食内容と栄養素の
相関を観察したものです。まず朝食の内容に応じて、下記のグループ分けをしました。
①和食(お米を含む)
②洋食(パンを含む)
③和食と洋食を交互に食べる
④シリアル&サプリ
⑤朝食抜き
に分け、分析したところ、①和食を朝食にしているグループが、平日でも週末でも、
睡眠については「早起き」の傾向にありました。また、やはり①和食を朝食にしているグループが、
タンパク質などの多量栄養素の摂取量も多く、一方で、④シリアル朝食グループが
多量栄養素の摂取量が少なかったのです。さらに、微量栄養素(ビタミン、ミネラル)のうち、
①和食を朝食にしているグループが、ビタミンKの摂取量が多かったのでした。よって、結論、
朝食に和食を食べると、早起きになり、多量栄養素と微量栄養素の摂取がしっかりと
摂れることがわかりました。やっぱり、和食ですね♪
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