フルーツ果糖の代謝

果糖は英語でフルクトースです。

果糖には二種類あって、①は、フリーフルクトースで、遊離した果糖。

②は、フルクトースで、フルーツに含まれる果糖です。フルーツに含まれる果糖は、

食物繊維やビタミン、ミネラルに結合した状態で存在しています。

①のフリーフルクトースの特徴は、中性脂肪、コレステロール、血圧、尿酸値、

乳酸の上昇をもたらし、高血圧、高インスリン血症、糖尿病になりやすく、

閉経後の女性は、このフリーフルクトースの影響を受けやすいと報告されています。

②のフルーツ野菜に含まれる果糖は、果糖、しょ糖、オリゴ糖、食物繊維、カルテノイド、ビタミン、

ミネラルと水分、色々な栄養成分が含まれて、身体に取り込まれるので、遊離した果糖より

悪影響はないです。

①の遊離果糖を20g摂取すると、30%腸で代謝され、その他70%は、門脈を通って、肝臓に送られます。

肝臓に届くと脂肪合成しやすく、これが①の遊離果糖のデメリットです。

フルクトースは脂肪肝の原因になります。

フリーフルクトースの摂取量は過去200年ので100倍以上に増加していると、2018年に

報告がありました。

また、昨今多い腎機能低下の原因は、リンのとりすぎ、高血圧、高血糖の他、フリーフルクトースの

とり過ぎもあります。

果糖は、フルーツや野菜でとりいれましょう!

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