シリカ(ケイ素)って?

シリカ(ケイ素)は重要なミネラルの一つです。

マグネシウム・亜鉛・鉄がベースのミネラルで、

それに続いて重要なのがセレン、モリブデン、今回のシリカ(ケイ素)です。

実は現代人はシリカ(ケイ素)を摂れていなくて、不足が見受けられます。

販売されている水溶性ケイ素を摂取すると体調が良くなり皮膚や爪、

髪の毛などの質が非常に良くなります。

ただ注意が必要で、今回はあくまでも水溶性ケイ素が良いという話であって

植物由来や鉱物由来だったとしても結晶化していない水溶性ケイ素の話です。

結晶化したケイ素は発癌性がありますので非常に良くありません。

例えば誤ってチリのような結晶の鉱物を吸ってしまうと肺がんになってしまいます。

では本題のケイ素の話ですが、例えば、

『あの人は髪の毛の艶がいい』

『年を重ねているのに皮膚が綺麗だ』

『爪が綺麗だ』

日本は先進国の中でも骨粗鬆症が多い国であるが『あの人は骨が強そうだ』など

そういった方はケイ素をしっかり取っている可能性があります。

ケイ素は美容効果・健康効果が強いミネラルになります。

ケイ素は実は地球上では酸素の次に多い元素になります。

この世の中一番多い元素は圧倒して第一位『酸素』、次は炭素と思うかもしれませんが、

第二位は『ケイ素』です。

私たち生命はケイ素を利用してきました。ケイ素はシリコンまたはシリカとも呼ばれています。

ここで言う体にとって良いケイ素は『水溶性ケイ素』ということを知っておいて下さい。

食品であれば全粒穀物に多く野菜にも含まれています。

体には全身の組織に分布している重要なミネラルです。

最近では有害金属のデトックス効果ということでも注目されています。

皆さんの体の中で美容効果・健康効果を高めるのであればあくまでも水に溶けているケイ素、

これは水溶性ケイ素でなければ意味がありません。

世の中にはケイ素商品色々ありますが結構微妙な商品も多数あるため気をつけて下さい。

<ケイ素は体内にどれくらい?>

皆さんの体の中にはミネラルがたくさんあります。

最も多いミネラルがカルシウムになります。マグネシウム・亜鉛・鉄も非常に多いです。

マグネシウムは体重あたり30g〜35gくらいあります。

鉄に関しては3〜5g、亜鉛2g前後、ケイ素は7gも含まれておりとても重要であるが、地味である。

ケイ素というのは実際皆さんの骨に多い、そして膚に多い。

なので皮膚にケイ素が不足している方は皮膚が老化して年相応ではないかもしれません。

逆に年を重ねているのに皮膚が若いという人はケイ素がしっかり詰まっているかもしれません。

爪も同様、40歳過ぎれば見た目が悪くなったり形が悪くなったり、脆くなったり、爪を切る音が悪い場合というのはケイ素不足の可能性があります。

髪の毛も同様、髪の艶がないなという場合はケイ素不足かもしれない。

ケイ素をしっかりとっている人は髪ツヤがよいです。

気管、アキレス腱の腱の部分、大動脈こういった結合組織に高濃度にみられる。

ケイ素は、筋肉に14%、皮膚に10%、骨に3%、肝臓に1.6%、腎臓に1.5%、精巣0.8%、

脳に0.2%分布する。

リンパ腺にも多い。歯や皮膚よりも多く含まれていると言われている。

松果体は、概日リズムと言って、朝昼晩の生活リスむを整えるのにメラトニンが分泌される場所

(特に夜に分泌される)にケイ素が多く含まれていると2022年の発表に多く示されているいます。

あるセミナーで日本は大腿骨頚部骨折が多く、骨折率が世界一多く、先進国では下がってきているが

日本は上昇傾向であるとのこと、色々な栄養素が重要になってくるが、食生活も重要、

そしてケイ素は骨粗鬆症を予防できるとの報告がありました。

<ケイ素の効果>

・骨を強くする(骨粗鬆症の予防効果)

・シミシワ対策にも良い

・髪の毛の質が良い(潤いがある・ツヤがある)

・爪が綺麗(爪の発育に必要)

・皮膚の活性化

・偏頭痛や肩こり、腰痛に良かったという報告

・動脈硬化の予防

・抗酸化の強いミネラル

・アルミニウムのデトックス(周期表でケイ素の隣同士)

・リンパ球の活性化

・カルシウムとカルシウムを接着するコラーゲン、コラーゲンを体内で作り出す栄養素の一つ

<ケイ素のエビデンス>

2004年アメリカフラミンガン子孫研究でケイ素の摂取量が多い人ほど大腿骨頸部の密度が高いという報告がある。

多いグループでは1日40mg以上のケイ素を摂取、少ないグループでは14mg未満のケースだった。その結果1日40mg以上ケイ素を摂取しているグループでは少ないグループに比べて骨密度が10%高かったと発表している。

1993年ランセットではケイ素濃度が高い飲料水をよく飲んだ方は

アルミニウムの吸収を阻害して、ケイ素がアルミニウムデトックスを促進してくれると発表されている。

2009年フランスの研究(南フランス地域)ではアルミニウムの摂取量が多い人ほど認知症リスクが増加していると発表している。

またアルミニウムの摂取が間違って暴露してしまうとアルツハイマーの危険因子であると報告されている。しかしケイ素の摂取量が多い人ど認知症のリスクが低下していた。

日本でも地域によってアルミを多くとってしまう人、外食が多い人でもケイ素を摂取することでアルミニウム被害からま逃れる可能性がある。

<年を重ねるほどケイ素の含有量が半減する。>

40歳過ぎると髪ツヤがなくなったり、爪がおかしくなったり、皮膚がおかしくなったり

人体に含まれるケイ素は年代別で違う、一番高濃度でいるのは0〜10歳くらいが多く、20歳くらいまでは多いとされている。しかし40歳を過ぎると半減する。

40歳を過ぎる頃にはボロボロ、脆くなってくるのはケイ素が関わっているかもしれません。

同時にケイ素はアテローム性の動脈硬化にも予防的効果があると発表されています。(1978年)

インド143mg〜204mg

中国139mg

ヨーロッパ圏内13〜62mg

50〜100mgを目安にケイ素を摂取するのが良い。

食品成分表にはケイ素がどれくらい含むかは記載されていない。そこまで重要視されていない。

<ケイ素は何を摂ったらいいの?>

圧倒的に多いのが食物繊維が多いものに含まれています。

ケイ素は植物の中でどう入っているかというと動物と同じで骨格に入っている。

食物繊維の主要構成成分としてケイ素が含まれている。

普段から全粒穀物を摂取している人はケイ素をよく摂っていることになります。

ふすま、全粒穀物類・雑穀、豆類、海藻、根菜類(人参は特に多く含まれている)などに多いです。

最近では食事も大切だが、早く効果を感じたい人は水溶性ケイ素のサプリメントを利用してみて下さい。

日本ケイ素医学学会で承認しているものや販売しているものを購入したり、Amazonなどで検索して購入しても良いと思います。

体感は人それぞれです。40歳過ぎると半減するため復活させるのには数年かかります。

もし試す場合は、最低でも3ヶ月試してみて下さいね!

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