年末から「金時人参」を見かけるようになり購入して、きんぴらにしてみました。
金時ニンジンは、一般の西洋ニンジンに比べて、水溶性食物繊維が2倍と豊富であること、
カリウムが1.8倍、亜鉛が4.5倍、そして葉酸がなんと5倍も含まれています。
この東洋系のニンジンは実に栄養価が高いのです。
また、ニンジンと言えば、β-カロテンが豊富です。
食品100gあたり5,000μgも含まれており、優秀ですが、これにつていは西洋ニンジンの6割程度と、
少し劣ります。
しかし、これには理由があって、西洋ニンジンには含まれない「リコピン」が大量に含まれている
からなのです。
しかも、金時ニンジンのリコピン含有量は、品種によっては、トマトの含有量よりも
はるかに多いことがわかっています。(「京くれない」)
夏では、トマト、スイカ、モロヘイヤからリコピンをたくさん摂っていたと思われますが、
冬はこの金時ニンジンでリコピンがしっかり摂れるのです。
リコピン作用のポイントは3つ!
①美肌効果(肌に届きやすい、紫外線を守る栄養素の中でNo.1)
②抗がん作用(とくに肺がんのリスクを低下)
③抗酸化作用(体内の活性酸素をしっかり消去)
そして、この金時ニンジンにはほかにも優れた栄養成分もあり、健康効果の高い食材なのです。
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