甘味料はラカントSを使っています。

メインの甘味料はラカントSを使っています。

精白したお砂糖は、お家にストックしていません。

そして、アスパルテーム、アセスルファムK、スクラロースなどの人工甘味料を摂らないこと。

ステビアはたまにならOK!※甘酒や甘糀も適量ならいいですよ~。

ラカントSも主成分はエリスリトールなので、結局は「エリスリトールの安全性は大丈夫?」

と思いますが、エリスリトールは、「糖アルコール」に分類される甘味料で、カロリーは0kcal!

製造はおもにトウモロコシから発酵により生産・抽出されます。

※ちなみに、ラカントS(サラヤ)は遺伝子組み換えでないトウモロコシからエリスリトールを抽出しています。

エリスリトールは聞きなれない甘味料かもしれませんが、皆さん少なからず食べてきています。

エリスリトールは自然食品に含まれているからです。

たとえば、味噌・醤油です。大豆の発酵時に、エリスリトールが産生しているのです。

ほかにも、フルーツやきのこ、ワイン・清酒などにも含まれています。

また、最近の新しい研究では、なんと体内でもエリスリトールは合成されていたことがわかっています!!!(Curr Dev Nutr. 2021 Jun; 5(Suppl 2): 515)

また、エリスリトールの代謝は他の糖アルコールとは異なり、そのほとんどが、大腸に到達する前に血管に吸収されます。

そして、しばらくの間血液を循環し、最終的にはその90%が尿で排泄されます。

さて、そのような人体になじみの深いエリスリトールですが、長期的な摂取における安全性はどうでしょうか?

実はエリスリトール、安全性試験をかなり行っていますが、本当にびっくりするくらい、副作用がないです。

また、一般に糖アルコールはお腹が緩くなることがあると言われていますが、

それはソルビトールやキシリトールに起きることであって、エリスリトールではほとんど起きません。

もし合わない場合は少なめで・・・

2022/9/21発表された新しい研究では、エリスリトールを使用するとその後の摂取カロリーが減少た、

ということを発表しています。(Nutrients 2022, 14(19), 3918)

エリスリトールの使用はその後の過食を止めるのに役立つということです。

甘味料の中には、血糖値を上げなくとも、インスリン分泌を刺激してしまうものもあります。

しかし、エリスリトールは血糖値も上げなければ、インスリン分泌の上昇もありません。

むしろ、食後の高血糖を予防する働きがあります。

(J Agric Food Chem. 2018 Feb 14;66(6):1401-1407)

また、糖尿病のリスクを低下させる可能性があります。

2010年のオランダの研究では、エリスリトールは生体内で抗酸化物質として作用し、高血糖による

血管損傷から保護するのに役立つ可能性があることを発表しています

(Nutrition. 2010 Apr;26(4):449-58)

2 型糖尿病患者24人の研究では、1 か月間毎日36 グラムのエリスリトールを摂取すると、

血管の機能が改善され、心臓病のリスクが低下する可能性があるということがわかりました。

(Acta Diabetol. 2014;51(3):513-6)

また、虫歯予防に役立ちます。子ども485人を対象とした3年間の研究では、エリスリトールは、

キシリトールやソルビトールよりも虫歯(う蝕)の予防効果が高いことがわかりました。

(Caries Res. 2014;48(5):482-90)

2016年のベルギーによる研究レビューでもエリスリトールはキシリトールやソルビトールよりも

歯垢や虫歯に対してより効果的であると報告しています。

(Int J Dent. 2016;2016:9868421)

以上により、エリスリトールは安全性も非常に高く、かつ体内で有益です。

そもそも、私たちはいろいろな食材からエリスリトールをいつの間にか食べてきていますし、

体内で合成されるものですから安心です。

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