生姜の栄養価

冷え性対策


生の生姜に含まれるジンゲロールは末端の血管を拡張し、血流を促進する作用があります。手足など、末端の冷え性対策に役立ちます。

加熱された生姜に多く含まれるショウガオールには熱を作り出すはたらきがあり、体を芯から温めることができます。血流促進作用もあり体温が低い方の冷え性対策におすすめです。温めたい箇所によって使い分けましょう。

更年期の女性は、血行不良になっていることもありますので、毎日すこしずつでも生姜を食べましょう。

消化をサポート

生姜は胃腸内壁の血行を促進し、消化吸収を促す作用があります。また生姜に含まれるジンジベインというたんぱく質分解酵素は、胃腸の負担を軽減してくれますよ。

生姜の爽やかな香りには、食欲をそそられますね。この香りの成分であるジンギベレンには、胃の調子を整える作用があり、二日酔いやつわりなどの吐き気を抑えます。

殺菌作用

生の生姜に多く含まれるジンゲロールには、殺菌作用があります。

寿司にガリ(甘酢漬けの生姜)が添えられているのは、口直しだけでなく食中毒対策にもなるからです。またジンゲロールは、体内に入ってきた風邪やインフルエンザなどの細菌やウイルスのはたらきを抑制する作用もあります。

コレステロール低下作用

生姜の辛み成分であるジンゲロンには、脂肪の燃焼を促す作用があります。

生姜を摂取後30分ほどの有酸素運動をすると、血行促進とジンゲロンによる脂肪燃焼作用で、脂肪がより燃焼されやすくなります。また生姜には、血中の中性脂肪や悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑制したり、善玉(HDL)コレステロールの減少を抑えたりする作用があります。

アンチエイジング作用

ショウガオールやジンゲロールには抗酸化作用があり、余分な活性酸素を取り除いてくれます。

活性酸素が体内で過剰に生成されると、老化の原因となるおそれがあります。抗酸化作用がある食品を上手に取り入れて、必要以上に活性酸素を増やさないようにしましょう。

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