お正月太りを解消する方法

お正月を終え、「体重が増えてしまった!」「お腹が出てきた!」という方も少なくないと思います。

おせち料理、雑煮(おもち)、鏡開き、高カロリー食、外食、アルコール、寝正月、運動不足などなど、どうしても太りやすい食生活になってしまうからですね。

さて、そこで、今回は、その正月太りを解消する食事について、お話ししたいと思います。

【お正月太りを解消する食事体系】

下記の2点のどちらかをおすすめします。

①ファスティング(断食)3日間~5日間行う。
②バランスの良い食事(1日3食)を行う。

【①ファスティングダイエット】

手っ取り早く行うのなら、ファスティング(断食3日~5日間)をおすすめします。

そのときのポイントとして、

・酵素ドリンクをきちんと飲む。
・たまに塩分を摂る。
・準備食・回復食は穀物菜食が良い(動物性やカフェインを抜く)

ファスティングの良いところは、単に減量だけでなく、同時にカラダのゴミや有害物質まで排出してくれることにもあります。

また、炎症がある場合、それも緩和されやすいです。

さらに、アミノ酸(タンパク質)の補給が止まれば、カラダはオートファジーといって細胞のリサイクル(若返り)が盛んになります。

こうして、抗老化作用により細胞や臓器そして皮膚は若返るのです。

新しい研究では、ファスティングは腸内細菌バランスが良好になるということも報告されています。(Nat Commun. 2021; 12: 1970)

昨年の研究では、免疫力も上がることが報告されています。
(BMJ Nutrition, Prevention & Health 2022;e000462)

ぜひやってみてください。

【②バランスの良い食事(1日3食)を行う】

ファスティングの実施がどうしても厳しい方は、バランス食をしましょう。

・控えるもの・・・ジュース、甘いお菓子、スイーツ、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、パン、麺類、小麦食品全般、カレーライス、霜降り肉、加工肉、揚げ物、アルコールなど。
・4~5日に1回ぐらいは、何を食べてもよいチートデイを決めてOK。
・フルーツは積極的に食べる。(ダイエット食材として向いている)
・朝食を食べる(7時~9時
の間)
→朝食は体内時計のリセットに役立つため、太りづらい体質に。
・みそ汁、出汁スープを摂る。
・納豆、高野豆腐、豆腐など大豆食品を食べる。
・旬の野菜をしっかり食べる。(1日350g以上)
・お魚を最低でも2日に1回は食べる。お肉は脂身の少ないものを選ぶ。
・えごま油または亜麻仁油を摂る。
・主食は全粒穀物(玄米、分づき米、もち麦、雑穀など)
・プロテイン入り自家製スムージーもおすすめ。
・ココナッツオイル、MCTオイルも良い。
・きのこ類を積極的に食べる。
・乾物を食べる。
・海藻類を食べる。
など

食べる時間帯も大事で、特に夜遅い食事は控えましょう。

研究では、同カロリーであっても、遅い夕食は太りやすくなることがわかっています。

夕食は、5時~7時台が理想です。

どうしても仕事柄、夕食が夜9時以降になる方は、夕方5時か6時ぐらいに軽食をしておくことが重要です。そして夜9時以降の食事は軽めにしましょう。

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