カフェインの取り過ぎによる精神症状への影響が指摘されています。
2022年3月15日に発表されたスペインによる新しい研究で、
「カフェインの取り過ぎは女性の不安症状が高まる」と報告されました。
この研究は、フランスのNutriNet-Santetという疫学データをもとに、
平均年齢53.7歳の24,197人を対称にしたものです。
結果カフェイン摂取量が最も高いグループの女性は、最も低いグループの女性に比べて、
不安症状の報告が高かったのです。
これは他の要因を補正した上での結果です。*男性では、特に違いはありませんでした。
また、この研究では、砂糖の摂取量が増えるほど、同様に不安症が高まることも報告しています。
栄養療法において、カフェインフリー(カフェインを抜くこと)は必須です。
なぜなら、栄養の効きが弱くなるからです。
どうしてもコーヒーを飲むときは、1日1杯まで、夜は飲まない。
そしてカフェインレスやデカフェにすることを意識してみましょう。
緑茶は、玉露でカフェイン量が多いです。それ以外は大きな影響がある量ではありません。
私も分子栄養学を知る前は、コーヒー好きで、水分摂取はコーヒーがほとんどのような状態でした。
甲状腺機能低下もわかり、甲状腺に影響のあるコーヒーをやめました。
今は、デカフェを朝食後にいただいてます。
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