若見えする人と見えない人の差

見た目年齢のためにもたんぱく質を摂ろう~

見た目年齢に大きな差を生む要因についてお話しします。

同じ年齢であっても外見には驚くほどの差が出ることがあります。これは同窓会などで特に実感することです。ある人は若々しく見える一方で、他の人は10歳、20歳も年上に見えることもあります。

その大きな要因の一つが「たんぱく質の摂取」です。たんぱく質が不足していると、体がシワシワに見えたり、筋肉が減少してしまったりします。特に中高年になると、肉や魚を避けて玄米や野菜、蕎麦やうどんといったあっさりした食事ばかりを摂る方が多いですが、これは要注意です。確かに、これらの食事は健康診断の数値には良い影響を与えるかもしれませんが、たんぱく質不足に陥りがちです。

たんぱく質は筋肉や血管を丈夫にするために必要不可欠な栄養素です。

特に60代以降は積極的に摂取することが重要です。たんぱく質が不足すると、体は自身の筋肉を分解してエネルギーに変えてしまうため、筋肉量が減少し、見た目も老け込んでしまいます。たんぱく質を摂取しても若い人のようにすぐには筋肉が回復しないため、日々の食事で意識的に摂ることが大切です。

検査数値が良いからといって、見た目年齢が若く見えるわけではありません。見た目が老けていると、心理的にも老け込むのが早くなります。たんぱく質を積極的に摂るように心掛けましょう。

腸を健康に保ち「細胞の炎症」を食い止める

老化の原因の一つに「体の細胞の炎症」があります。抗加齢医学の権威であるクロード・ショーシャ博士も、「細胞の炎症を食い止めれば、50歳の見た目のまま120歳まで生きることも可能」と言っています。この細胞の炎症を防ぐ鍵は「腸の健康」にあります。

腸は食べ物を消化吸収するだけでなく、免疫細胞の80%が集まる場所です。腸が健康であれば免疫細胞がきちんと働き、異物を排除し細胞の修復を促進します。最近では「腸は第二の脳」とも言われ、腸の健康を維持することが精神的にも身体的にも健やかでいるための方法として広く知られています。

腸の健康を維持することで、見た目年齢の若さを保つことができるのです。日々の食事や生活習慣に気をつけて、腸とたんぱく質のバランスを意識してみてください。

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